治療院日誌

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AMH (アンチミューラリアンホルモン)卵巣年齢

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『AMH』不妊治療や妊活の現場では良く耳にする言葉です。
実際、当院を訪れる方でもこの検査の結果に肩を落としている方が多いのが現状です。AMH、アンチミューラリアンホルモン、又は抗ミューラ管ホルモンと言われ成長途中の卵子から分泌されるホルモンです。このため卵巣年齢や卵子の在庫検査と云われ、この数値が高いほど多くの卵子が卵巣に有ると言うことになります。
卵子は、原始卵胞→発育卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞→成熟卵胞へと約6ヶ月を掛けて成長し排卵されます。
女性は胎児の内から原始卵胞を持って成長します。胎児期のピークには約700万個、出生時には200万個、初潮期12〜13歳頃には30〜40万個、その後1日30〜40個ずつ数を減らし閉経頃には1000個程になってしまうそうです。
ただ、AMHは卵子の数を示すものでその質を測る値ではないと言うことでです。数値が低くとも落胆する事はありません、単純に妊娠率と結びつけない方がよいですね。
また、値が非常に高ければ、未成熟で排卵されない卵子が卵巣内に残る『多嚢胞性卵巣症候群』が考えられ、生理不順や不妊の原因になります。
AMHは卵巣の現状を把握し不妊治療にどう取り組むかの目安となりますので、まだ調べたことのない方はお勧めいたします。


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この花かご形が蝉のように見えます。


Up Date:2015年07月17日(金) by 管理者 at 17時57分
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