治療院日誌

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男性不妊 3 鍼灸が適応な男性不妊

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男性不妊で当院が鍼灸の適応と考え、施術をお受けしているのは造精障害のうちの乏精子症、精子無力症と、外科的手術を必要としない軽度の精索静脈瘤です。

これと言った原因の無い造精障害は、種々のストレスの下垂体への影響により男性ホルモン(テストステロン)の分泌を低下させる事で、造精能力の低下を招き精子の数や運動率を低下させています。
これに対し鍼灸の施術を行う事で、疲労やストレスを緩和させ、体調や体質の改善を図ることで精子の質の向上につながると考えております。

また、軽度の精索静脈瘤についても鍼灸の施術により、精巣の血流を改善させ
ることで精巣の温度の上昇を抑え、精子の劣化を防ぐことに効果が期待できると思います。

夫婦で不妊、妊活に取り組まれている男性の中には、子作りのための夫婦生活や、排卵日のそれに対して積極的に取り組む事が出来ずに性欲が減退し、勃起力の低下や射出量の減少を招いている方がいます。
この様な方に鍼灸施術を行う事で、ストレスや疲労が軽減されたり自律神経が調整される事で精神が安定し、不妊、妊活に対し前向きになれ勃起力や射精力が改善された例もあります。

精子は、精粗細胞→精母細胞→精子細胞→精子へと約三カ月かけて成長するとされている事から、週一回の施術を三カ月ほど続けることで精子の質の向上につながると考えております。

非閉塞性無精子症でTESE(精巣精子採取法)や、MD−TESE(顕微鏡下精巣精子採取法)を、お考えであれば鍼灸の施術を三カ月間受けからTESEに臨んでみてはいかでしょう。(根拠を示す数値を持ち合わせていないのが残念です。)
出来る限りの手を尽くされた方が良いと思います。

次回は、男性不妊の注意点です。

『不妊・妊活ペアコース』では、
ご夫婦で不妊鍼灸を受診される場合の施術料を、
一名4000円で承ります。

Up Date:2018年02月14日(水) by 管理者 at 18時09分
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