治療院日誌

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男性不妊 2 原因

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男性不妊の原因は、「造精機能障害」・「精子通路障害」・「勃起・射精障害」の三つに大別されます。

1 造精障害
  精子を作る機能に問題があり、精子の数が着床、妊娠に必要とする数値より
  少なかったり、精子の運動率が悪い、奇形な精子が多いなどで、男性不妊の
  八割を占めるともいわれています。

 ・精索静脈瘤
  精巣から出ている静脈の血流が逆流し、こぶ状に張れる病気です。
  逆流した血液が精巣の温度を上げ精子を劣化させてしまう病気です。

 ・乏精子症 
  精子の数が一般的数値より極端に少ない状態で、1mlあたり5000万以下を経度、1000万以下を中等度、100万以下を
  重症と区分けされています。
 ・精子無力症
  活発に前進できる精子が少ない状態の事を言います。
  動いている精子が50%未満、又は活発な前進運動をしている精子が25%未満の場合です。
 ・非閉塞性無精子症
  精子を造る事が出来ず、精液中に精子を確認する事が出来ない状態。

2 精子通路障害
  精子は造られているにも係わらず、精子輸送路の何処かに詰まりがある。
  逆行性射精・前立腺炎や精索上体炎の後遺症
 
3 勃起・射精障害
  ED・膣内射精不能

次回は、鍼灸適応不妊に付いてです。

『不妊・妊活ペアコース』では、
ご夫婦で不妊鍼灸を受診される場合の施術料を、
一名4000円で承ります。

  
 

  


Up Date:2018年01月31日(水) by 管理者 at 15時49分
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男性不妊 1

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今回の特集は、妊活、不妊治療中の夫婦にとって大きな問題となる男性不妊についてです。

言うまでもなく妊娠は夫婦の共同作業の筈ですが、男尊女卑的な古い慣習や考え方によるものなのか、今でも女性側の問題と考えられがちの様に思えます。

しかし、不妊の原因が女性側だけに有るのは約40%で、男性側・男女共に原因がある場合が約45%というのが実際のとこでなのです。つまり半数以上に男性側に何等かの原因のある男性不妊なのです。

男性不妊の場合、その原因の殆んどが精子を作る機能に関する事です。
しかし、この様な場合でも精液の見た目は普通であり、日常で特に痛みなどを感じる事もなく症状がないので、精液検査を受けて初めてわかる事が殆んどです。

子宝を授かりたいと望むのであれば、男性も積極的に検査を受けご、自身の精子の状態を知り対策を立てる事が妊娠、挙児への近道になる事でしょう。

次回は、男性不妊の原因についてです。

『不妊・妊活ペアコース』では、
ご夫婦で不妊鍼灸を受診される場合の施術料を、
一名4000円で承ります。

Up Date:2018年01月26日(金) by 管理者 at 10時22分
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女性に多い甲状腺の病気 6-2

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* 橋本病
  東洋医学的には『陽虚』の症状に当てはまります。
  陽虚とは、身体を構成する物質である「気」の働きの中の温煦(おんく)作用
  (身体を温める作用)が低下した状態で気が足りない「気虚」の症状へさらに
  寒冷症状が加わったもので、寒がり、むくみ、易症状疲労などの症状が起き
  ます。

  橋本病は自己免疫疾患の一つです。
  東洋医学的には「腎」は免疫作用に関係しているとされています。よって腎に
  ある「陽気」を補い働きを正常にする事が大切です。
日常生活では、疲れを残さない程度の運動を心掛け熱を作りだしましょう。そして、飲食は摂りすぎず身体が必要としている量にしましょう。
腎を補い身体を温める効果のある鶏肉や、もち米等の穀物類、ニンニク、ニラ、などを積極的に摂ると良いです。

甲状腺の病気についてはこれで終わります。

Up Date:2018年01月15日(月) by 管理者 at 10時04分
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