治療院日誌

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自宅灸のすすめ経穴編2 『足三里』

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経穴編第二回は、これまた超〜有名なツボで、三陰交といずれ東の横綱かと言う『足三里』です。
三里というと必ずと言っていいほど引用されるのが、松尾芭蕉『奥の細道』の序文(さんりに灸す
ゆるがより松島の月まず心にかかりて・・・)と言うのがこの足三里です。
また、先の戦争に行かれたお年寄りからは、終戦間際の敗走のさなか遅れをとらば命に関わる
という日々に、衣類を解き繊維集め艾代わりにし、三里にすえて脚力や体力を養ったと言う悲し
い話も聞いたことがあります。

この足三里の里は「村」、居住地と言う意味から集まる通じることを指します。三は、膝下三寸に
在ることを示しています。そして足三里は陽明胃経と言う経絡に在ります。胃経は頭から足先に
至る長い経絡で、消化器疾患は勿論のこと、顔面部・呼吸器・生殖器・精神疾患などにも効果が期待できます。兎に角この足三里は、臓腑の気血を養い、身体の抵抗力を高める働きの有る重要なツボなのです。

Up Date:2016年12月03日(土) by 管理者 at 17時56分
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自宅灸のすすめ経穴編1 『三陰交』

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 自宅灸のすすめ経穴編、記念すべき第一回は、超〜有名な
ツボ『三陰交』の登場でです。この三陰交、読んで字のごとく
三つの陰が交わるところ、つまり下肢にある陰性の経絡、
『太陰脾経』・『厥陰肝経』・『少陰腎経』が交わるところなので
この名が付いたのです。そしてこのツボは、一穴をもって三
陰経に関係するので、臨床的に極めて重要且つ応用範囲の
広いツボなのです。
東洋医学の『脾臓』は、今日の医学では『膵臓』にあたります。
よって消化器の不調や、経絡の通り道にある生殖器の不調に
効果が有ります。とくに三陰交は、婦人三里と敬称されるほ
どに、婦人病にはその効果には大なるものが有ります。

ツボの取り方は、内くるぶしの一番高い所から指四本分上方
で、すねの骨の際に取ります。又は、内くるぶしの上際から
指三本上方で、すねの骨の際に取る、二通りが有ります。

Up Date:2016年11月19日(土) by 管理者 at 10時59分
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心拍を確認致しました!1

年齢 37歳

挙児を希望して2年、体外受精と移植を試みるも着床には至らず。
残る凍結胚盤胞もあと一つとなり次周期の移植に向けての来院。

初診 H28年02月(周期2日目)
移植 H28年03月凍結胚盤胞移植(施術時回数6回目 陽性)

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Up Date:2016年11月11日(金) by 管理者 at 11時42分
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