■お灸について
次にお灸についてですが、
「熱くはないのか?」
「痕にはならないか?」
と心配されると思いますが、当院では、“熱すぎず、痕を作らず”を心がけています。
お灸は、2種類を使い分けます。
一つは、知熱灸という温灸で、お腹などを温めるのに使います。
もう一つは、点灸と言われる、所謂お灸で、お米粒の半分からごま粒大のものです。この点灸は、艾(もぐさ)の火が肌に届く瞬間に、摘んで取ったり。押して消したり致します。
それでも、例えば揚げ物や炒め物をしていて、熱い油が手にはねた時のように、熱い様な痛い様な感じがあります。ただし、これだけは我慢して頂くことになります。
また、
皮膚が少し焦げて薄く痕がつきますが、皮膚の新陳代謝と供に、消えて無くなります。
以上、簡単に、鍼と灸について説明させて頂きました。