治療院日誌

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男性不妊 1

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今回の特集は、妊活、不妊治療中の夫婦にとって大きな問題となる男性不妊についてです。

言うまでもなく妊娠は夫婦の共同作業の筈ですが、男尊女卑的な古い慣習や考え方によるものなのか、今でも女性側の問題と考えられがちの様に思えます。

しかし、不妊の原因が女性側だけに有るのは約40%で、男性側・男女共に原因がある場合が約45%というのが実際のとこでなのです。つまり半数以上に男性側に何等かの原因のある男性不妊なのです。

男性不妊の場合、その原因の殆んどが精子を作る機能に関する事です。
しかし、この様な場合でも精液の見た目は普通であり、日常で特に痛みなどを感じる事もなく症状がないので、精液検査を受けて初めてわかる事が殆んどです。

子宝を授かりたいと望むのであれば、男性も積極的に検査を受けご、自身の精子の状態を知り対策を立てる事が妊娠、挙児への近道になる事でしょう。

次回は、男性不妊の原因についてです。

『不妊・妊活ペアコース』では、
ご夫婦で不妊鍼灸を受診される場合の施術料を、
一名4000円で承ります。

Up Date:2018年01月26日(金) by 管理者 at 10時22分
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女性に多い甲状腺の病気 6-2

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* 橋本病
  東洋医学的には『陽虚』の症状に当てはまります。
  陽虚とは、身体を構成する物質である「気」の働きの中の温煦(おんく)作用
  (身体を温める作用)が低下した状態で気が足りない「気虚」の症状へさらに
  寒冷症状が加わったもので、寒がり、むくみ、易症状疲労などの症状が起き
  ます。

  橋本病は自己免疫疾患の一つです。
  東洋医学的には「腎」は免疫作用に関係しているとされています。よって腎に
  ある「陽気」を補い働きを正常にする事が大切です。
日常生活では、疲れを残さない程度の運動を心掛け熱を作りだしましょう。そして、飲食は摂りすぎず身体が必要としている量にしましょう。
腎を補い身体を温める効果のある鶏肉や、もち米等の穀物類、ニンニク、ニラ、などを積極的に摂ると良いです。

甲状腺の病気についてはこれで終わります。

Up Date:2018年01月15日(月) by 管理者 at 10時04分
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女性に多い甲状腺の病気 6-1

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*東洋医学的な考え方
 1)バセドウ病
  東洋医学的には『陰虚』の症状に当てはまります。
  東洋医学では、世の中に存在する全ての物は「陰」と「陽」の二つの要素から
  成り立つと考えられています。

  『陰虚』とは、身体を作っている津液(体内に存在する必要な水液)及び、
  精(腎に蓄えており、気血を作る基礎的物質)が不足した事によって、陰
  と陽の拮抗が崩れ、陰が陽を制約出来ない為に熱症状が現れる状態です。
  手足のほてり、不眠、イライラや発汗などの症状が起こります。よって虚している「陰」を補う事により陰陽の拮抗が保たれ身体が正常に働きだすと考えます。 

「陰」を消耗させてしまう睡眠不足や、「血」が不足する状態の「血虚」は関連が深いので睡眠時間はしっかりと摂るようにし、補陰の効果のある山芋などの根菜類や豆腐、豚肉等を積極的に摂ると良いでしょう。

次回は、橋本病についてです。

Up Date:2018年01月12日(金) by 管理者 at 11時51分
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