治療院日誌
PMSについて 3 変化するPMSの症状
PMSに悩まされている20代から40代、その症状は年齢や生活環境によって異なる傾向があるようです。
1)年齢による違い
・20代・・下腹部痛、頭痛、肩こり、乳房の張りと言った身体的症状が強く出る傾向があります。
・30代・・20代でみられた身体的症状に加えて、むくみ、頭重感、食欲増加、攻撃的傾向、精神的に不安定になるなど、心の症状が強くなる傾向があります。
2)出産経験の有無による違い
・出産経験のある女性・・イライラする、怒りやすい、自己否定的になる、抑うつ感など精神的な症状が多い。
・出産経験の無い女性・・下腹部痛、頭痛、乳房の張りなど身体的症状が強い。
次回は、PMSと上手に付き合うには?です。
Up Date:2017年11月06日(月)
by 管理者
at 17時20分
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心拍を確認致しました 9
初診 H28・9・1○ 34歳
子宮外妊娠を含む二度の流産を経て来院。
H28年9月 施術回数3回 流産後、出血が続いている
10月 施術回数4回 D52目来潮、D3受診
11月 施術回数4回 卵管造影実施問題なし。自宅灸開始
12月 施術回数2回 転医 AMH2.0、40歳相当
H29年1月 施術回数3回 採卵周期に入りレトロゾール使するも相性悪し。採卵するも×
2月 施術回数2回 採卵中止
3月 プレマリン・ヒスロンの組み合わせにて1個採卵し胚盤胞凍結
4月 施術回数1回 採卵周期に入るも中止
5月 施術回数6回 採卵し新鮮胚盤胞を移植、陽性
6月 施術回数4回 胎嚢確認、心拍確認と順調に進み妊娠確定
7月 施術回数4回 順調に11Wの壁を越えるも安胎安産コースで継続受診中
8月 施術回数2回
9月 施術回数1回
10月 施術回数3回 妊娠腰痛にて急遽来院、一度の施術で軽快
Up Date:2017年11月04日(土)
by 管理者
at 13時59分
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PMSについて 2 原因
PMSの原因とそのメカニズムについては、はっきりと分かってはいませんが、一説では、排卵後の「黄体期」に分泌される女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が係わっていると考えられています。
1) 黄体期に黄体ホルモンの分泌量が増加すること自体がむくみを引き起こします。腸壁がむくむことで腸の働きが悪くなり便秘となる、そして余分な水分がたまると身体全体がだるくなります。
2) 生理前になると、卵胞ホルモン、黄体ホルモン共に急激に減少することで自律神経の働きが乱れやすくなります。
3) ホルモンの働きで脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が低下すると、うつ症状やネガティブ思考等の心の症状 が現れたり、強い緊張・不安からイライラしたり攻撃的になることも。
4) ホルモンの働きで睡眠誘導物質「メラトニン」の分泌量が低下し、不眠のためにイライラ・無気力等の症状が強くなります。
5) 生理前には血糖値の下限レベルが上昇し、通常よりも短い時間で空腹感を感じやすくなります。血糖値が上がったという信号が出ると、アドレナリンが分泌され緊張感やイライラを感じてしまいます。
追) PMSが重くなる原因
1)ストレス
急な環境の変化やハードワークによる緊張感が続いた時など、ストレスがたまっていると強くなります。
2)性格・考え方
律義でまじめ、几帳面で完璧主義、負けず嫌いで自分に厳しいなどの性格。
3)食生活・嗜好品
不規則な生活、喫煙、コーヒーの飲みすぎ。
4)身体の状態
風邪や病気で免疫力が低下している、自律神経に乱れがある、運動不足や冷えなどうっ血し易い身体の状態。
次回は、年齢や生活環境で変化するPMSの症状についてです。
Up Date:2017年11月01日(水)
by 管理者
at 09時53分
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